僕らが構想を練っていた時最初に出てくるのはいつも自分達のお店を持ちたいねという話でした。
まだ何も無い中で僕らがスタートをきれたのはきっと、みんな「人」が好きだということ。
飲食店と言うと一見、レストランのようなイメージを持つ人も多いかもしれませんが、僕たちが一番したい事は場づくり。
ツールとして飲食業を選んだものの、そこに人がいてみんなが楽しめる場所、安らげる場所、思わぬ繋がりが出来て、新たな出会いが生まれる場所。そんな場をずっと求めていました。
学生時代、似たような想いで活動していた時に出会った仲間。そこから広がった仲間。
価値観を共にし、居場所を確立出来た仲間と共に僕たちは今場づくりを試みています。
メンバーの多くは渋谷、新宿を拠点としていることが多く、都心はとてもなじみのある街でした。
そこから場所探しを始めた僕らがひょんなきっかけで出会ってしまった街、浅草。
思い返せば物件に惹かれ、街に惹かれ、気づけば新たな挑戦のステージとなっていました。
そこは歴史ある文化とともに強い結束力のある下町。
慣れない街だからこそ、僕らができることのわかりやすい土地でもあります。
知らない土地で知らない生活を送る地域と共にできること。
その拠点としてこの場が街に開かれ、利用されるように色々と仕掛けていきたいと思っています。
前置きが長くなりましたが、今回挑戦しようとしているのが「乾物」
なんでと思われる方も多いと思いますが、そのきっかけは調理法にありました。
人は昔から食材を干すことで保存を可能にし旨味を得ることを知りました。
調理の修行をしたことのない僕らは生鮮を活かすよりこの調理法の面白さを探る旅に出たのです。
(自家製の乾物たち)
(干野菜のピクルスを色々な野菜で実験中!)
(ドライトマトも簡単に作れちゃう!)
はじめ乾物と言えば魚の干物というイメージを持っていたものの、調べれば調べる程面白い。
野菜も、肉も、魚も、茸も、ありとあらゆるものは干して旨味が増し、保存がきくということがわかりました。
そこで名付けた名が「ほしや」
以前も触れましたが「干す」という調理法と、僕らが作りたい「家」コミュニティが合体した店名です。
干せる物は盛りだくさん。
まずは身近なところから皆さんにご提供しつつ、どんどん新たな発見をしていけたらと思います。
まだまだ僕らの知らない乾物の魅力があるはず。
このおもしろさを広げ、乾物コミュニティも広げていきたい。
そんなことをきっかけに、多くの方にこの場が開かれていけばと願っております◎
【拠点オープンにあたりクラウドファンディングも行なっています!】
https://www.makuake.com/project/ideafp/